ご覧いただきありがとうございます。
「今WEBマーケティング業界で転職を考えているけど、進め方が分からない」
「Webマーケティングで転職して年収を上げたいけど、どうすれば良いか分からない。」
と不安な人もたくさんいるのではないかと思います。
そこで、この記事ではWebマーケティング歴5年の私岡田が転職して年収アップした転職体験談を紹介します。
私のプロフィールは以下になります。
- 新卒でWeb広告代理店に入社し、4年間Web広告運用を学ぶ
- その後、事業会社のデジタルマーケティング職に転職
- 転職したことで、年収150万アップを実現
Webマーケティングの転職の進め方が分からない、誰かの経験を参考にしたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。
【転職体験談】Webマーケティングの仕事で転職
ここからは私のWebマーケティング業界での転職体験談を書いていきます。
結論で言うと、Web広告代理店から事業会社のマーケティング職に転職し、納得の行く形で転職活動を終えることが出来ました。しかも年収アップしました。
それでは私の転職活動について順を追って説明していきます。
転職を思い立ったキッカケ
転職を思い立ったきっかけは、Web広告代理店で広告運用の仕事をする中で、年収と働き方に不満があったこと、今後のキャリア形成に不安を覚え始めたためです。
最初のキャリアでは、スキルをつけることに重きを置き、頑張って働いていました。
がむしゃらに頑張る中で3年半ほど経ってふと「今のままで良いのだろうか?」と感じるよになっていました。
比較的大手の代理店であったものの、社会人3年目でも年収は思ったほど上がりませんでした。
決して少ないわけではありませんが、東京で暮らすには少し足りないですし、会社の先輩から「この会社はやりがい搾取で年収が低い」と聞き、不満を感じ転職を決意しました。
あとは激務過ぎたことも転職の理由の一つです。
月の残業が40時間を超えるのはあたりまで、多いと70時間ほどやっていることもありました。
そういったこともあり、会社に不満が募っていたことや、これ以上この会社でやっていくのは現実的でない。と感じ、転職活動を始めます。
ちなみにWebマーケティングの仕事が、どれほど激務だったかは以下の記事で解説しているので、ぜひ読んでみて下さい。
とりあえずで同業他社を受けてみたが全敗
ということで転職活動を開始しました。
転職活動の軸は以下の2つでした。
- 年収を上げること(できれば+100万円くらい)
- 残業は出来れば減らしたいが、年収のためには減らなくても構わない
早速転職エージェントに登録し、企業を紹介してもらいました。
そこでは
- 年収を上げるならこれまでの経験を活かせる同業が良い。(未経験の仕事だと年収は下がる)」
- 事業会社のWebマーケターより、代理店の方が年収は高い傾向にある
- 同業の中でももっとホワイトな会社(残業40時間くらい)はある
というエージェントからのアドバイスを真に受け、同業のWeb広告代理店を受けていきました。
今思えば、目先の労働条件の改善ばかりに囚われ、今後自分がやりたいことなど自己分析が不十分なまま転職を進めてしまし良くなかったと思います。
結果としては、「軸が定まらずなんとなくで受けたこと」「同業ならこれまでのスキルを活かせるから楽勝と思い油断していた」ため、5社ほど全落ちしてしまいました。
大手のWeb広告代理店で働いたことで、どこでも通用するスキルが身に付いていたと思っていたため、全落ちはさすがに落ち込みました。。
そこで一度落ち着き、自己分析と転職の軸の再整理を行いました。
やばいと思い自己分析をやり直し
全落ちをきっかけに改めて、転職の軸を整理しました。
すると、
- 年収アップとやはり譲れないポイントであること
- 残業は確実に減らしたい
- Web広告代理店にこだわらなくても、Webマーケティングを活かす方法はあるのではないか
残業時間については、今後の人生の中でどう活きたいのか考えたところ、
年収も大事ではあるが、労働時間を減らし、ゆとりを持った生活をすることで、人生の質が上がる。
と思うようになり、残業を確実に減らすことの優先度が上がり、比較的ホワイトな事業会社と言う選択肢も出てきました。
転職エージェントから受けたアドバイス
この時期には新しいエージェントともやり取りを開始していました。
そこで年収アップの方法について新しい気付きを得られました。
そこでは以下の事をエージェントから教えられました。
- 同業のweb広告代理店に転職しても、私と同じスキルの人は山ほどいる。だから、ありふれた存在となってしまい、それほど年収は上がらない。
- 一方で、私の強みである広告運用の知見が無い会社に転職すれば、重宝され年収も高くなりやすい。しかも速攻でエースになれチャンスも増える。
- スキルが活きるかどうかは、環境次第
確かにそうだ!と思いました。しかもその方が居心地も良いのでは?と思うようになり、代理店にこだわらず、事業会社など幅広く見ようと思うようになりました。
そうして、「年収アップ×残業時間削減」を転職活動の軸にした結果、
「Webマーケティングの知見が少ないが、これからWEBマーケティングを強化したい事業会社のWebマーケティング職」を目指すようになります。
ここから再度エントリーすることになります。
追加で新しいエージェントに登録
軸が決まったため、ここからは迷いなく転職を進めることが出来ました。
事業会社のWebマーケティング職で、10社程度エントリーしました。
なるべく、私がこれまでやってきた広告運用の強みが活かせる会社を受けるようにしていました。(スキル重視で選んだので特に業界などは拘りませんでした。)
またこのタイミングから面接対策もしっかりするようにしました。
中途採用は企業にとっては高い買い物です。
そのため、自分が他の候補者とは違い強みがあることが分かるようブランディングも行いました。
私はWebマーケティングや広告運用には自信があったので、「広告に関しては何でも分かる。誰よりも成果を出せる」というブランディングして面接に挑みました。
結果は?
結果としては、Webマーケティングの仕事関連で、複数社ほど内定を頂き、最終1社の内定を承諾しました。
その会社はWeb広告運用をこれから内製化したいが、広告に詳しい人がいないから困っている。という求人を出していました。
運良く、私のこれまでの経験と求められる人物像がマッチして、内定をもらえました。
しかも広告運用のノウハウが少ない会社だったため、スキルが高く評価され、年収は転職後約1.5倍にまで大幅にアップしました。
前職だと考えられない年収です。同業の大手を比べても少しいいくらいの年収です。
まさに、先ほどのエージェントから「同業の代理店に転職するよりも、私の強みであるWeb広告運用の知見が無い会社にいった方が年収は上がりやすい」と言われた通りになりました。
もちろん事業会社なので、残業時間もほとんどありません。
このようにして、最初は全落ちという最悪の結果から始まった転職活動も、最後には運も重なって希望通りの結果になりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
いかがだったでしょうか?
「Webマーケティングの会社でまずは自分のスキルを磨き上げる」→「自分の強みが活きる環境で自分を高く売り込む」
ことで年収アップを実現することが出来ました。
ぜひキャリアの参考にしていただけましたら幸いです。
今後もWebマーケティングや広告運用の転職に関する記事を書いていこうと思いますので、興味のある方は読んでみて下さい。